わたしは、NewKingsJamesのスリム版を常に携帯している。


この聖書は婚約式の時に妻からもらったものである。


表紙の裏には、「私は一つのことを主に願った。私はそれを求めている。わたしのいのちの日の限り、主の家に住むことを。主の麗しさを仰ぎ見、その宮で、重いにふける。」(詩篇27篇1節)の御言葉が書いてある。



婚約式の日は宮崎の妻の母教会のA教会で行われた。


そのとき、わたしは東京に住んでいた。


飛行機で母と行ったのだ。


母はこの日のために黒のドレスを入間のアウトレットで買ってあった。


母が宮崎に来たのは、新婚旅行以来だそうだ。


ついた日に、わたしと妻は


サックスのコンサートを聴きに行った。


婚約式にはA教会の大勢のメンバーが集まってくれた。

式が終わると食事のもてなしがあった。

わたしと妻は、「キリストには変えられません」を特別賛美した。


思えば、これが、初めての妻との共同作業だったかもしれない。


この思い出の聖書をわたしは、いつも持っているのだ。


英語ならば、傍目に見ても、「あの人聖書読んでるな。」とは思われないだろう。


このスリム版はもはや絶版である。


今は全部、分厚くなってしまった。



この聖書は今、会社の引き出しに入っている。

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